業容が絶好調の時にすべきこと
御社は絶好調ですか?
であれば、素晴らしいですね♪
そうでなかったとしても、絶好調と言える
未来に向けて、一緒に頑張っていきましょうね。
さて、どんな会社でも、上り坂の時と、
下り坂の時と「まさか!」の坂があります。
今日は、登り坂の時の経営者・リーダーの姿勢
の話です。
絶好調の時にすべきこと、
それは、攻撃の手を緩めないことです。
業容が絶好調の時は、仕事がとても多いので
目の前のことで精一杯になってしまいがち。
そして、それをもって「頑張っている」と
感じがちだし、満足してしまいがちです。
しかし、「まさか」はやってきますし、
下り坂になってから慌てても、
あまり上手くいきません。
絶好調の時こそ、次の新商品、新事業の開発を
やるべきです。
利益がある時しか出来ないことがあります。
調子が良い時しか、掛からない声や機会もあります。
例えば、物語コーポーレーションは上場を
目指して「焼肉きんぐ」という焼肉業態を
大きく出店しているときに、BSE(狂牛病)が
発生しました。
「まさか!」の坂です。
しかし、同時に開発していた「丸源ラーメン」が
あったから、そちらにシフトして事なきを得ました。
もし、新業態開発をやり続けていなかったら、
上場どころか倒産していたかもしれません。
世界でもっともたくさん売れているプロダクト、
AppleのiPhone(累計で10億台以上)。
かならず、毎年新商品を出します。
プロダクトライフサイクルの成長期に、
次の製品や事業の導入期を創っておくのが、
大手であれば当たり前だと思います。
中小企業だからやらなくていいのではなく、
大企業よりも色々なものが不足している
中小企業だからこそ、余計に攻め続ける
ことが必要ですね。